「尊徳」と「損得」

今まで[損得]だったのが、[尊徳]になると思われればよいですね。

お金というシステムが出来てから,何かしてあげたり,何か差し上げた時にお金で返ってこないと何か損をしたと思うようになったのですね。

お金という形で返ってこなければ、損をしたと思うわけです。

 

これからは、人を幸せにして、その結果お金が入ってくるー「お金は目的ではなく,結果なんだ」ということが理解できないとダメなのです。

 まず、自分がそれをやることによって,楽しくて仕方がなくて、そしてそれをして差し上げることによって相手にも喜ばれて、その結果お金が入ってくるのが最高なわけです。

 

とにかくお金は目的ではなく結果で、[徳]という目に見えない形で返ってくることもあるということですね。

 

[得]の方は地球上の銀行に貯金をしますが、これは肉体が消えた時には持っていけませんね。ところが[徳]の方は、宇宙銀行に貯金するとお思いになればいいのです。

 

れは、「あるがままに生きる」という本から一部を引用したものです。

 

この本は、足立幸子さんが1992年に講演されたものを文章化されたものですが、 足立さんは宇宙のすべての現象が波動の組み合わせで成立していることを直観し、その波動をキャッチしてアートで表現された方で、「宇宙はアートと科学です」と表現されています。

 

彼女は47歳という若さでプレアデス タイゲタ星に帰星されましたが、地球人として、肉体を持ってのスタディを終え、役割を終わらせたら、自分の星へ戻っていかれたとのことです。

このお話は、素晴らしい夢の世界を想像してしまいますが、人の死をこのように表現できたら‥‥あの世へ旅立つのも恐怖ではなく、わくわくしませんか?